BBコラム
ビューティー / ボディケア
疲労回復させたい!そんなときはマッサージでボディケアから。
疲労回復させるにはセルフマッサージでボディケアしましょう。体の疲れは体からの「休んで。」というサインです。疲れを見逃さず早めにとってあげることが大切です。ですから、疲労が蓄積してしまわないように、少しでも疲労を感じたらボディケアをして早く回復させましょう。
目次
身体が疲れる原因
身体には疲れる原因として、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労があります。これらはどれも密接な関係です。例えばストレスで脳が緊張しているときは、身体は戦うモードになり脳や筋肉がずっと興奮状態になっています。
こうして興奮状態が続くと、ずっと力が入っている状態であるため、疲れが溜まるようになってしまうのです。もともと、私たちの身体には外部の環境にかかわらず、身体の機能を一定に保とうとする機能が組み込まれています。この機能を「ホメオスタシス」と言います。
例えば、暑いと感じたとき汗をかいて体温を下げようしたり、風邪をひいたとき体の中で病原菌と戦ってくれたりということがこの「ホメオスタシス」の働きにあたります。
しかし、このホメオスタシスがストレスを受けたあとには崩れてしまうことがあります。そんなときに、活躍するのが自律神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ストレスがかかっている時や興奮している時には交感神経が優位に立ち、リラックスしているときには副交感神経が優位に立ちます。
ですがこのシステムがうまく切り替えられないと交感神経が優位に立ったままの状態になり、疲労が蓄積してしまうのです。ですから、自律神経をうまく切り替えられるように体を整えることが疲労回復をさせる近道です。
疲労が溜まってきたなと思ったら、まずはセルフマッサージで外から刺激を加え自律神経を整えましょう。なお且つ、マッサージはリラックス効果もあるのでおススメです。ぜひ、こまめにボディケアをおこなって疲れを溜めないようにしましょう。
ボディケアの仕方
疲れを溜めないように早めにボディケアをしておきましょう。ここでは簡単にできる肩こり解消のマッサージと腰痛時のボディケアをご紹介します。
肩こり解消マッサージ1
1. 後頭部の首の付け根より少し上の部分の両サイドの少しへこんだところ探す。
2. 両サイドのへこんだ部分に両側から親指の付け根の下の手の腹(母指球)で上に持ち上げる。
3. 頭皮を上にもりあげるイメージで3~5回繰り返す。
肩こり解消ケア2
1. 壁の前に腕がつくくらいの間隔を空けて立つ。
2. 手首を壁につけて手首を外側に回す。
3. 壁につけた腕の反対側へ体を回転させて、この状態をキープ。
(反対側も同様に。)
腰痛ケア1
1. 片足を前に出して膝を90度にします。
2. 反対の足の膝を下につけます。
3. 背筋をまっすぐにした状態で手を膝につき上体を前に動かします。
(反対側も同様に。)
腰痛ケア2
1. 四つん這いになります。
2. 息を吐きながらおへそをのぞき込み、背中を丸くする。
3. 息を吸いながら、背中を反らしてお尻を上に突き出します。
ボディケアをすると解消すること
ストレスが解消される。
ボディケアをすることによって、自律神経の副交感神経が優位に立つようになりリラックス効果を感じられます。
血行がよくなる。
マッサージをすると、酸素と栄養素をきちんと体内の細胞に送り届けることができるうえ、凝り固まってしまった筋肉をほぐすことで老廃物を外へ促すことができます。
その他ボディケアやマッサージ以外にも疲労回復に効くこと
体の外側からアプローチするマッサージケア以外にも疲労を回復させることができるものがあります。
お風呂に入る。
バスタブに入ってゆっくり浸かりましょう。シャワーだけでなくバスタブにつかることが大切です。
温かいお湯に浸かることで、血行も良くなり筋肉も緩まるので、老廃物を促す効果を高めることができます。
好きな音楽を聴く。
好きな音楽には高ぶった交感神経を抑える力があるため、副交感神経を優位に立たせることができます。リラックスできる音楽というと、クラッシックを想像するかもしれませんが、自分の好きな音楽であれば問題ないです。
また、感情を外に出すことも大切です。ですから、歌うのが苦手でない人はカラオケもおススメです。歌うことによって心が軽くなり体も軽くなるのでおススメです。
軽い運動をする。
疲れたときには軽く運動することも大切です。身体を動かさずにじっとしていると余計に疲れはとれません。それは余計に血流が悪くなってしまうからです。
例えば、立ち仕事や座り仕事など同じ姿勢でいると、いつも同じところの筋肉ばかり使い、他の部分の筋肉が使われていないことが多いです。その結果、使われていない筋肉が固まる⇒全身の血液の巡りが悪くなる⇒老廃物が外に流れていかない。となってしまいます。
ですから、運動して血液の流れをよくすると、疲労のもととなる物質を分解できるようになり、疲労回復に効果的なのです。
まとめ
今回は疲労回復させるためのマッサージやセルフケアの方法をご紹介しました。身体が疲れるのは、自律神経の乱れからきていることが多いため、早めにその疲れに気付きセルフマッサージやセルフケアをして自律神経を整えることが大切です。
ぜひ、今回ご紹介したケア方法で早めに疲れをとって生き生きと過ごせる時間を増やしていきましょう。
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