BBコラム

 / スクール学び・情報
アイリストになるルート教えます! スクールと資格の選び方

アイリストは、美容師免許を持っていないとなれません。ですから美容師免許を持っていない方であれば、まずは国家資格の美容師免許を取得できるスクールへ行きましょう。

 

目元はとても繊細な部分になりますので、まつ毛パーマやまつエク、眉ブロウ、眉エクステなどの施術をするには美容師免許が必要と決められているからです。(眉毛ワックス脱毛は免許なしでもできます)

 

もし美容師免許を取得しているのであれば、特別な資格が絶対に必要ということではありません。ですが安心、安全にお客様に施術をするためにもアイリストとして必要な知識や技術を身につけることが大事です。

 

施術を受けるお客様にも安心していただけることや自分の自信にもつながりますので、アイリストに役立つ資格を取得することを強くおススメします。

 

 

アイリストには必須!まずは美容師国家試験を受験できる資格を。

アイリストに必要な美容師資格を取得するには、厚生労働大臣や都道府県知事の指定した美容専門学校に行く必要があります。美容専門学校を卒業すると、美容師国家免許を受験できる資格がもらえます。そしてそこから美容師国家試験を受け、そこで合格したら美容師免許を取得できるのです。

 

美容専門学校の通い方

美容専門学校にはいろいろなパターンで通うことが可能です。どのくらいの期間で美容師試験を受けられるのかには違いがあります。まず美容専門学校には入学の条件として多くのところが高等学校卒業以上です。

 

ですが、通信過程では中学卒業以上で入学できるところもありますので、結果として美容学校への入学は誰でもできると言えます。自分にあった通い方をすると無理なく美容師免許が取得できる資格をとりやすいでしょう。

 

美容専門学校の通い方には次のようなパターンがあります。

・昼間過程 2年 全日制と同じように授業を受けるパターン

・夜間課程 おおよそ2年半 ※学校によって卒業できる期間に違いがあり。授業が夜に対面でおこなわれるパターン

・通信過程 3年 基本的に自宅で学び、レポート提出をする。それにプラスして年に何度か学校に出向き、対面で学ぶというパターン

 

とくに夜間課程や通信過程ではしっかり昼間働きながら美容専門学校に通うというスタイルをとることができます。ですから、主婦の方やきちんと収入を確保しながら資格取得にむけて通いたいという方に人気があります。

 

 

また学校によって学費に違いはありますが、多くの昼間過程では200万円~300万円かかります。ですが、夜間課程では数十万円~100万円、通信過程では60万円~70万円と金額が昼間過程よりも大幅に安くなります。ですから学費をあまりかけずに資格を取得したいという方にも人気です。

 

美容専門学校によっては、アイリストとしての授業を選択制で受けられる学校もあります。そういった学校にアイリストになりたい方はそういったコースを選ぶと同時進行ができるのでよいでしょう。

 

美容師資格取得後にアイリストを目指す場合

アイリストとしての技術や知識をつけるためだけの専門のスクールに通いましょう。通う期間は最短1日~と、集中して学ぶスクールもあります。おおよそ費用は20万~60万くらいです。

 

どのレベルの知識と技術を身に着けたいかによっても違いがありますので、自分が望むレベルのものを学べるスクールに通うことが大切です。

 

通った後には、きちんと学んだという証拠となるような証明書をもらっておくと就職に有利になりますし、お客様にも安心していただける材料のひとつとなります。

 

 

アイリストとして持っておきたい資格

アイリストに必要な資格は美容師資格だけですが、それは必須条件の最低ボーダーラインです。もしアイリストとして就職をしたいのであれば、少し美容師資格だけでは難しいかもしれません。

 

だからアイリストとして働きたいのであればアイリストとしての知識や技術を身につけ、証明できるようにするには民間団体から発行されている資格を取得するようにしましょう。

 

アイリストとして持っておくといい資格は次の通りです。

 

JEA 日本アイリスト協会

「JEA」でおこなわれている認定試験は三種類あります。試験は「JEAベーシックライセンス(3級)「JEAスタンダードライセンス(2級)」、「JEAプロフェッショナルライセンス(1級)になります。

 

3級は美容師免許なしでも受験することはできますが、2級以降は「美容師免許」または「美容学校の在籍証明書」が必要となっています。

 

特に「JEA プロフェッショナルライセンス1級」は難易度が高いものになりますのである程度経験を積み重ねてから挑戦してみるとよいでしょう。

 

JECA(日本まつ毛エクステンション認定機構)

「JECA」は「安全技能師」「まつ毛エクステンション3級」「まつ毛エクステンション2級」「まつ毛エクステンション1級」「認定講師」の5つのライセンスがあります。JECAは特に安全や衛生面を重視していている団体です。

 

まつ毛エクステンション1級から3級はそれぞれのレベルに応じてのものですが、安全技能師と認定講師については以下のとおりです。

 

・安全技能師

安全技能師はまつ毛エクステンションの基本的な技能や知識を理解しているというものです。こちらも美容師免許は不要になります。施術者の体制や使用する器具の安全面や技術者の衛生面、装着状態が正しさを理解していることを証明できるものです。

 

・認定講師

認定講師とは「まつ毛エクステンション1級」を保持している方が対象となるものでサロンワークとしての技術、教育、カウンセリング力を証明できるものになります。

 

 

NEA日本まつ毛エクステ協会

日本まつ毛エクステ協会は4つのライセンスがあります。「3級 プロアイリスト」「2級プロアイリスト」「1級プロアイリスと」「プロアイリスト認定講師」があります。

 

NEAは安全性にプラスして美しさやきめ細かさなどの技術面に重視している協会です。こちらは特許庁から認定された検定なのでプロアイリストという名を使用できます。

 

JLA 日本まつ毛エクステンション専門家会

日本まつげエクステンション専門家会では「まつ毛エクステンション美容技能資格認定試験」という試験をおこなっている団体で試験は4つのライセンスがあります。「アイラッシュアドバイザー」「1級」「2級」「3級」「認定講師」というのがあります。

 

まとめ

今回はアイリストになるためのスクールについてご紹介しました。アイリストになるためには美容師免許をまず取得して、アイリストとしての技術や知識をつけるために専門のスクールに通いましょう。

 

そうすることでアイリストとして活動できる幅が広がります。しっかりと実力があるという証明書を持っていることで就職にも役立ち、お客様にも安心して施術を受けていただけるのです。

 

まずは自分の現時点をしっかりと把握してひとつずつアイリストとしての夢を叶えていくことが大切でしょう。美容については景気にかかわらず、多くの方が求めるものです。

 

これからも需要が高まる業界と言えますので、できることから少しずつ始めていきましょう。ぜひ、あなたの知識と技術で多くの方を笑顔にしてあげてくださいね♡

 

※このコラムは2022年10月に作成されたものです。現在の情報と異なる場合があります。

 

 

 

コラム一覧へ

関連記事